一所懸命

2014.6.21 (土)

会社は「一所懸命」を評価しません。

多くの社会人が「一所懸命に仕事をやれば
業績が上がる」と思っています。そして、
その思いの通りに、一所懸命に仕事をします。
決して、それを非難するつもりはありません。
でも、どうか気づいてください。

「一所懸命であること」は「業績を上げること」を
約束するものではない冷厳な事実に、です。

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目の前にある仕事に一所懸命取り組むことの尊さは
否定しません。それはとても大切なことです。
特に入社したての若い頃は(つまり「結果」を
シビアに問われることのないうちは)、何ごとにも
真摯に向き合い、積極的に行動し、そして失敗して
経験値を高めておくことが必要です。

しかしある程度の年数が経ち、面倒を見るべき後輩
の一人二人もできたら、どこかで考えを改めなくては
いけません。すなわち「一所懸命に仕事をやることは
大切だ」から「業績が上がるように一所懸命に仕事する
のはもっと大切だ」へと。「一所懸命」そのものを
目的にする事が許されるのは、入社したての間だけです。

身も蓋もないことをいいますが、会社は、社会は、
「一所懸命」そのものには価値を置きません。
「一所懸命」の結果としてもたらされる「業績」のみを
評価します。どんなに真面目にやっていようが、売り
上げに、利益につながらなければ駄目です。

そして、さらに管理職ともなれば、「業績が上がる
ように一所懸命に仕事するのは大切」という思考の駒を
もうひとつ進め、「一所懸命に仕事しなくても業績が
上がるような仕組みがつくれたらもっといい」という
考え方にステップアップする必要があります。

楽して業績が上げられるようになれば、空いた時間は
別の仕事にあてて、より一層の数字を出せるようになる。

管理職に求められるのはこういう飽くなき向上心、
ありていにいえば貪欲さです。つまり私を含め皆さんは、
いかに楽して稼ぐかを四六時中考えなくてはならないのです。
改めて言うまでもないことですが、向上心を、
貪欲さを持つこと自体を目的化してはいけません。
大切なのはその向こうにある売り上げであり、利益です。

では、また。・・・

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本日の言葉の定義・・・・「アレルギー」
思考に聖域を設けることです。知らず知らず
のうちに、聖域を他の分野へも拡大してしま
うことになる。なんでもかんでもやってみる
ことが、これを破ることにつながる。
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