慮る

2014.7.30 (水)

本日は、職場の教養 7月号より、
26日(土)分の記事を紹介します。
タイトル:時間外の訪問者

==== ここから ====

Nさんはあるレクリエーション施設で
働いています。 閉館後、戸締りを後輩
に任せて帰宅しようとすると、外に若い
男女の姿が見えました。

敷地内に入ってきた二人に近付き、「ど
うなさいましたか?」と質問をすると、
「この建物がとても素晴らしいので、
外から見ていました」との返答でした。

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Nさんの心の中では、〈詳しく説明して
あげたい〉という思いと、〈これから説明
するとなると、自分の帰りが遅くなる〉と
いう二つの思いが葛藤しました。迷った末、
「どうぞご見学下さい」と、二人を案内
しました。

話を聞くと、二人は一級建築士で、たまたま
通り掛かった建物の外観に興味を引かれた
そうです。Nさんの解説に感銘を受けて帰っ
て行きました。

その後、Nさんが改めて館内を見回ると、後輩
に任せた戸締りの不備が発見されたのです。
もし、あのまま帰宅していれば、どうなって
いたことでしょう。見学者の偶然の訪問に感謝
するとともに、人に任せきりではなく、最後
まで自分で確認することの大切さを肝に
命じたNさんでした。

==== ここまで ====

この文章の終わり方からすると、何事も
人任せにせず、自分自身で確認しなさい。
という事を一番伝えたいのだと思われますが、
私が一番感じたのは、Nさんが二人に対して
「どうぞご見学下さい」と声を掛けた事です。
実際に同じシーンに自分が遭遇したと考えた
場合、いったいどれくらいの人がNさんと
同じ行動をとる事ができたでしょう?
完全に閉館した後に現れた見学者で、しかも
その見学者は閉館を受け入れていて、外から
眺めていただけで、見学させて下さいとは
言ってきていない状況です。正直、私も
自信が有りません。 これは、常に相手の
気持ちを慮り、優先して行動する訓練が出来
ていないと、出来ない事だからです。
私もNさんのように常に相手を慮れる人間で
あろうと思います。・・・

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本日の言葉の定義・・・・「イデオロギー」
歳とともに変わるのが、普通の人です。
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