「正しさ」

2014.9.3 (水)

昨日、「仮説と検証」というお話を致しました。
少し硬めのお話でしたので、本日は私らしく、
簡単な内容で、繋がる話を・・・

さて、皆さんなら翌年の販売計画をどのように
立てますか? ここでやってはいけないのが、
「Aが思うように売れなかったから、
Aをしっかり売るための努力をしよう」
と考えることなんですよ。 なぜかって?

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そもそも販売結果というものはダイレクトに
お客様の動向が反映されるものなのですから、
この例でいえば、お客様はAではなくBを
欲しがっているという事になります。


つまるところ、翌年の販売計画ではお客様の
ニーズがあるBのほうをさらに売れるようにし、
Aによるロスを抑えていくように考えなくては
だめです。このことをなんと呼ぶか、
そうです、「対策」 と呼ぶのです。

だから私は経営計画の数値目標については
悩むことはありません。その時々の気分に
合わせて、ざっくりと数字を割り振って
しまいます。 これを適当と言う人がいる
かもしれませんが、適当と言うなら確かに適当。
しかし、1年後には実績が具体的な数字になって
表れるわけですから、この実績の数字と計画上の
数字との差が、そのまま社長の考えと市場の考え
の差だということがわかる。

何度か申し上げている「計画なんてでたらめでいいんだ」
という真意は、ここにあるんです。最初のうちから
完璧な計画を立てようとしても、必ず市場ニーズとの
ギャップは出てくる。最初は仮説としての計画を立て、
その仮説に基づいて対策を練る。それが、現実的な
計画の立て方なのです。 多くの方が、最初から
正しく計画を立てようとします。 しかし、
「本当に正しい計画」 というのは、その認識の真逆なのです。

「計画」 は、あくまで計算であり、画策の粋を
出ることはありません。仮説をもとに検証を
重ねるからこそ、自社が正しい方向に導かれていくのです。
市場が不安定な時代だからこそ、荒波や激しい潮流で舵取りの
方向が分からなくなったとき、「正しさ」 とは何かを
今一度突き詰める必要があるでしょう。
では、また。・・・・

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本日の言葉の定義・・・・「腕前」
お客様は技術を評価してくれない。お客様の
要求を満足させているかどうかがモノサシです。
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