仕事を管理する

2014.9.30 (火)

少し前に、「管理職は人を管理するな。
仕事を管理せよ」と書きました。人を管理すると、
どうしても個人的な好き嫌いの管理になる。
それでは組織はよどんでしまう。仕事を管理すれば、
仕事そのものをしかることができる。
陰湿な人格攻撃もなくなり組織は明るくなる、と。
本日は、この件に関して少々補足しておきます。

pawahara_man

仕事を管理するにはいくつかコツがあります。


一つは「タイトルをつけて管理する」こと。
「そろそろ部下を営業に行かせなければ」と
頭で漠然と思っているだけでは、決して仕事の管理
はできません。「お客様訪問」「営業活動重点週間」
とタイトルをつけ、予定表等に明記する必要があります。
このタイトルは、具体的であればあるほどいいです。
「お客様訪問」よりは「〇〇様訪問」といった具合です。
新聞のテレビ欄を連想してください。
「プロ野球ナイター・巨人×阪神」とか「ニュース××」とか、
一目で放送内容が分かる。だから視聴者も
「見よう」という気になる。仕事の管理もそれと同じです。
一見して仕事内容が分かるようにしておかないと、
管理など到底おぼつきません。

もう一つは「仕事を始める時間と、終わる時間を決める」
ことです。普通は、仕事を始める時間は決めますが、
終わる時間は決めない。だからだらだらと仕事をしてしまう。
それでは予定の時間に終了しない。皆さんも学校の期末試験を、
一夜漬けで勉強をした経験がおありでしょう。
「明日はテストだ」と思うと、素晴らしい集中力を発揮して、
それなりの点数を取ったはずです。仕事も同じです。
締め切りが決まっていないと社員はやる気を出しません。
「この仕事は完遂するまでやる」は、言葉面だけ見ると
よさそうに思えます。ですが、実はそれこそ一番効率を下げ、
質も落とす考え方なのです。

仕事の管理をする際、重要な心構えがあります。
「仕事をしかれ、人はしかるな」とも関連することですが、
それは「人は信用してもいい。仕事は信用するな」です。
皆さんが管理職ならば、部下の熱意や人間性は疑わなくていい。
しかし部下の仕事が完璧なものと思ってはいけません。
多くの良心的な社長、そして管理職は、部下を信用し、
部下の仕事も信用する。しかし人間は自分に甘い動物であり、
弱い生き物です。楽をしたい、サボりたい、遊んで給料を
もらいたいという誘惑からはなかなか逃れられません。

大切なのは「人間はそういうものなのだ」と認識した上で、
「仕事」のチェックをすることです。チェックをして、
求められている成果が上がっているか、あるいは仕事が
遅れていないかを把握することです。
簡単ではありませんが、それが出来るから、それが仕事だ
から、管理職なのです。  では、また。・・・

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本日の言葉の定義・・・・「営業活動」
商品をお客様に知っていただく活動です。
営業活動には、計画やスケジュール管理が
欠かせません。だからといって、デスクワーク
は営業本来の仕事にはなりません。
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