人材育成

2014.11.21 (金)

企業資産を指して、俗に「ヒト・モノ・カネ」
と言われます。中で最も大切なのは、言うまで
もなく「ヒト」です。モノ、すなわち売れ筋の
商品やサービスは、ライバルも簡単に手に入れる
ことができる。あるいは真似することができる。

fugure-01
カネも、銀行に融資を依頼すれば調達することは
可能です。つまり「モノ」「カネ」では、
ライバルとは差別化できない。ということです。

その点、「ヒト」は違います。人材は一朝一夕には
育たない。お客様に喜ばれる対応力や、的確な
提案をする商品知識などは、そう簡単には身に付く
ものでもありません。これは強力な差別化要素です。

お客様は商品価格「だけ」で購入を決めるのでは
ありません。あの営業担当者は感じがいいとか、
この配達スタッフは親切だといったことを総合的
に加味して購入するのです。 景気が落ち込むと
価格競争になりやすいのですが、最後の勝負は結局
「ヒト」に尽きます。つまり、「不況だからモノや
サービスが売れない」は、ある面では真実ですが、
本当は「不況になる前に人材育成に投資しなかった」
から売れないのです。中小企業では、景気がどう、
消費者動向がこうといった外的要因が会社の好不調に
与える影響はきわめて小さい。むしろ、企業文化や
社内の雰囲気、あるいは人材力といった内的要因
こそが大きく業績に影響します。

だからこそ、教育が大事なのです。教育とは読んで
字の如く「教える」こと、そして「育てる」こと。
「教える」ことは大事ですが、そればかりでは、
融通の利かない知識ばかり抱負な人になりかねません。
本当に必要な人は、臨機応変に世の中を渡っていく
智恵を身に付けた人です。 そのためには教えた後に
しっかり「育てる」ことをしなければなりません。

そして人材が育つためには何が必要かと言えば、
それは「真似る」ことです。上手く仕事ができる
先輩社員を真似、上司を真似して、少しずつ智恵を
身につけていくことが肝要です。つまり本当の
社員教育とは、単に勉強会や研修を開催するだけでなく、
「真似をする仕組み」があって初めて「教」と「育」
の両輪が揃うのです。  では、また。・・・・

====================
本日の言葉の定義・・・・「 恩 」
かけた恩は水に流し、受けた恩は石に刻む
ことです。
====================

サブコンテンツ

このページの先頭へ