顧客が求める価値を提供
2015.4.22(水)日本製のテレビは間違いなく
高品質・多機能・高性能です。しかし、儲かっていない
のが実情なのです。
これは家電に限ったことではなく、多くの業界で「高性
能、多機能だけど低収益」、あるいは「高品質なのに低
収益」という日本の商品・サービスをよく見かけます。
高い性能や品質が「高収益」につながっていないのです。
ここで言えることは、企業が提供している高性能・多機
能・高品質に対して、顧客が価値を感じていないという
ことです。「多くのお客さまの要望に応えよう」「ライ
バルにあって自社にない機能だから追加しよう」などの
考えで、開発や機能の追加が行われているのです。
ここで起こる最悪のシナリオは同質化です。“違っている
こと”をしているようで、じつは同じコトを提供してしま
うのです。 顧客が望まない強みは、どれほどさまざまな
スペックを付け加えても差別化になり得ないのです。
したがって、自社にはなく、ライバルが提供している価値
であっても、顧客が望まないものは捨てることが大事です。
やるべきことは、顧客が自社を選んでくれる理由を明確にし、
それを磨くことなのです。
では、また。・・・・・
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本日の言葉の定義・・・・・・・・・・「教育 1 」
知識を教えるだけの教育は無意味です。1.言い続ける。
2.やり続ける。 3.粘り続ける。 そして行動が変
わり始める。
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タグ:同質化