お金の流れを数字で読む

2016.5.31(火)

会社経営の第一は「売る」こと。「とにかく

売らないことには利益が出ないのだから、数字

の勉強などする暇があったら1個でも1円でも

多く売ることに注力すべきだ」

20100102

上記の様に考えて、売上にのみ関心を示し、

他の経営数字を理解しようとしない、勉強し

ようとしない社長さんが、存外に多いように

思われます。そして、数字に疎い社長ほど、

この傾向は顕著です。

我々のような中小・零細企業の社長は勉強

する時間がないほど忙しくしている人が多い

ので、私もこのような心理がわからないでは

ありません。

しかし、本当に売上を伸ばすだけで経営は

安泰なのでしょうか。むしろ数字を見ない・

理解しようとしない社長が、無我夢中に売上

を伸ばした結果、会社が傾いてしまったとい

うケースが意外に多いです。

売上が伸びているのに、なぜ経営が苦しく

なるのでしょうか。例えばある事業の利益

100だったとして、半分は税金なので残り

は50、さらに25は予定納税で必要なので

計算上は25が残ることになりますが、そこ

に借入金の返済や在庫の増加が加わりますの

で実際に使える資金はありません。

それでも利益が出ているならいいかという

とそれは間違いです。利益率が40・50%

ならいいですが、10・20%では、投下資本

の回収がなかなかできません。加えて、売上

の回収サイトが長かったりすれば、いくら商品

が売れても、売れれば売れるほど売掛金が膨

らみ、次第に全社の利益を上回ってしまう事

になります。

売れるから、自然と仕入れも増えます。

売上は上がりますが、サイトが長いから売掛金

の具現化が遅れます。出る方ばかりが増えて

キャッシュがなかなか入ってこないので、当然

運転資金が不足してきます。

結果、売上が上るほど資金繰りは苦しくなり、

その内撤退せざるを得なくなります。商品は売

れているのに運転資金が不足し、経営を圧迫

してしまいます。

売上が上がっても、支払手形を発行し資金

繰りを続ければ綱渡りできるかもしれません

が、何らかの事情で売上が下がったら、綱渡り

の綱も切れてしまう可能性が(大)です。

支払手形を発行している会社は、売上ダウン

が命取りになってしまう。つまりは倒産です。

数字が分かる社長なら、そうなる前に事業を

縮小あるいは撤退させたり、資金繰り対策に

何らかの手を打って危機を回避することも

出来る。しかし、「売れているから心配ない」

と言って呑気にかまえていると、そのリスク

も見えなくなってしまうのです。

これでは社長の務めは果たせません。

では、また。・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・・・「 戦力 」
分散してはいけない。どこかに集中させるも
のです。総合力では大企業に負けるので、あ
る一点に集中させる。
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