教えるだけでは駄目

2016.6.7(火)

人を使って何かをしていくのならば、その人

をどんな風に教育するのかが要となります。

教育を行わずに、「やれ」と言ったところで

人は思う様には動きません。蜂や蟻ならば、

持っている本能で動くでしょうが、人間は

そう簡単にはいきません。だから教育が大切

なのです。

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しかし、多くの社長は「社員教育」を間違

って考えている様です。ただカリキュラムを

作って教えれば、それで充分だと思っている。

でも、それでは駄目なのです。「教育」という

文字は「教える」と「育てる」と書きます。

教えるだけでは半分も満たしません。教えても、

育成しなければ、どんなに時間を掛けても

身につかないので、時間と費用の無駄となる

だけの事です。

人という生き物は、いくら命令されても、

自発的にアクションを起こしません。ところが、

自分で気付くと、たちまち変わる生き物です。

どれほど知識を詰め込んでみたところで、

自身の「気付き」が伴わなければ効果が発揮

されません。

だから私は、強制的に社員が気付くような

仕組みを作って実践しています。その代表的な

ものが「環境整備」という活動です。

「環境整備」とは簡単に言えば「掃除」の

ようなものです。自分達の職場を自分達で

丁寧に掃除することによって、仕事のやり方

を学びます。 では、そのやり方はというと、

例えば事務所を普通に掃除するなら、30分

位で出来ますが、新聞紙を1を枚広げた位の

面積に30分かけるのです。

以前に塗った古いワックスを剥離し、そこ

を舐めてもいいくらいに綺麗に掃除し、新しい

ワックスを塗って乾かし、さらにワックスを

塗ります。そこまで念入りに作業していくと、

「あっ、こんなところに傷がある。何時、

何をやったんだろう」という気付きが発生する。

つまり、小さな面積に集中して作業させる

ことによって、気付きが発生し易いように工夫

しているのです。言わば、掃除をして仕事を

学ぶケーススタディです。掃除は誰にでも出

来る簡単な仕事ですから、まだまだ半人前の

人でも、掃除をベースにして仕事のやり方や

進め方を学ぶことが出来ます。

 

我社では、この社内清掃を毎朝30分間、

朝礼終了後に給料を払って強制的にさせて

います。このとき、身体は掃除に集中させて

いますが、口は自由。要するに、おしゃべり

をしてもいいのです。というよりむしろ、積

極的におしゃべりを奨励しています。

何故なら、おしゃべりはコミュニケーション

の基礎だからです。コミュニケーションは

感情と情報のやり取りです。「情」は「なさけ」

と読みます。情けは回数です。半期に1時間

の面談より、毎月の10分間の方が理に適って

います。

どんなに能力のある社員でも、コミュニケー

ションが悪かったら、業績は上がりません。

私は、給料を払って、おしゃべりと掃除をさせ

ているから、会社の中がいつも綺麗で明るい。

「育成」に力を入れている、ひとつの表れです。

では、また。・・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・・「 相対評価 」
全員が頑張っても、また、それなりの成績
でも、一定の比率でA25%、B55%、
C20%と決める。下位同点は上位に繰り
上げる。評価としては絶対評価より厳しい。
頑張った人が報われる。
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私共はこのようなパッケージを製作しております。

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