自由な発想
2016.10.4(火)
本日は「職場の教養」10月号より
1日(土)分の記事を紹介します。
タイトル : ありがとうボタン
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東大阪市の中小企業などで構成する「東大阪
ブランド推進機構」が、市内の小学生を対象に
「大切な誰かのために考えた発明品アイデア」
を募集しました。
二百三十五件の応募の中から、優秀作の一つ
に選ばれたのが「ありがとうボタン」です。
同市に住む、小学四年生女子からの応募作品
でした。
アイデアが閃いたのは、母親が運転する車に
乗っている時でした。道を譲ってもらった際に
鳴らすお礼のクラクションの音が大き過ぎたり、
相手に伝わらなかったりと、「ありがとう」を
伝えるのが難しいと感じたことがきっかけでした。
このアイデアは、市内の様々な企業による
プロジェクトチームが、実際のクラクション
にして、発案者の女子に贈呈しました。ボタン
を押すと、ボワ~ンという柔らかい音と共に、
ピンク色のスマイルマークが車の窓ガラスに
光るものです。
東大阪市は町工場が集まる「モノづくりのまち」
です。子供の目線から生まれた思いやりを、
地域の特性を活かして形にするという取り組みは、
これからの企業のあり方としても、大きな
メッセージを発信しているようです。
======= ここまで =======
なんとも小学生の女の子らしい発想です。
しかし、我々大人にも、この様な斬新な発想
を求められるシーンは結構多いと思います。
人は成長するにつれて固定観念が増えて
きます。そして私(48歳)位になると、
ほとんど凝り固まってしまっている人が大半
でしょう。
固定観念はこれまで生きてきた経験から生
まれるものですから、そうなってしまうことは、
とても自然で仕方のないことなのですが、
子供のように自由な発想が出来るように訓練
することは出来ます。
それは、日頃から、どんなことを考える時も、
一つの答えだけで満足するのでなく、様々な
視点から多角的に事象を見つめ直して、その
視点に応じた色々な解答を出すことを心掛ける
ことです。
事象(事実)は一つですが、それを捉える
視点が違えば、受け止める側の見え方、捉え方
は千差万別です。
仕事においても、自社の視点だけで営業は
行えません。様々なお客様の視点に立って考え、
自社の進む方向を決めていかなければ、お客様
に受け入れて頂けないのです。
日頃から訓練を怠らず、多くの視点を持った
人間になりましょう。
では、また。・・・・・
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本日の言葉の定義・・・・「 手本 」
目標になるものが身近に実在することです。
「あの人だってできたのだから、自分にも
できる」という決意がわいて、自分の夢や
希望がどんどん大きくなります。
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