相手の気持ちを慮る

2017.4.12(水)

以前にこんな話を聞いたことがあります。

場所はとある独裁国家の強制収容所。居並ぶ

政治犯・思想犯たちに銃をちらつかせた看守が

命じます。「この100本の杭をここに打て」。

打ち終わると「よろしい。ではいま打った杭

を全部抜け」。そして別のところを指さして

「次はあそこに打ち込め」。・・・・・

これを【即ち何の意味も意義もない単純な

肉体労働を】繰り返させると、さしもの百戦

錬磨の強者共もやがて音をあげ、ついには

発狂してしまうのだとか。・・・本当にあった

ことなのかどうかは私にはわかりませんが、

事実だとしたらちょっといやな話ですね。

しかしこういう、いってみれば人の道に

外れるようなことを、実は多くの管理職が

日常的に行っているのです。

想像してください。皆さんは部下に何かを

命じます。「これこれのことをしなさい」。

部下はそれをつつがなく実行・完遂する。

ところが皆さんは「ああ、ご苦労さん」などと

通りいっぺんの言葉ををかけただけで、特に

ねぎらいもせず、評価も与えないで終わら

せる・・・・。

さあ、胸に手を当ててよく考えてみて下さい。

これ、本当に「よくあること」でしょう?

この構造はレベルの違いこそあれ、先の強制

収容所と同じです。憐れ部下は次第にストレス

をため、モチベーションを失い、遠からず退職に

追い込まれます。当然、それは組織の弱体化

を招くことになるのですが、しかし皆さんは

その責任が自分にあるとは気づいていません。

もちろん反論もあるでしょう。できて当然の

簡単な仕事に、いちいち大げさな対応はして

いられない、とか・・・。その気持ちは私も

理解します。

しかし「簡単な仕事」というのは、管理職

として相応の経験を積んだ皆さんの視点で

あって、まだまだ未熟な部下にとっては相応に

荷の重い作業に違いないのです。であれば、

たとえどんなに軽微な仕事であっても、部下が

きちんと完遂したら誉めて、その仕事が部門に

どう貢献したのか、どう報われるのかをきちんと

説明しなくてはなりません。

人間は自分の行為・行動に意味がないことには

耐えられない生き物だということを、管理職は

よく理解しておくべきです。よく「経営は心理学だ」

といいますが、それは部下の掌握・マネジメント

でも同様です。相手の気持ちを慮らないまま

采配を振ったところで上手くいくはずありません。

まずは簡単なことから始めましょう。部下

への仕事の与えかたを変えてみて下さい。

いままで「おい、あれやっといてくれ」で済ま

せていたら、今後は「ちょっと難しい仕事だけど、

君を見込んでお願いするんだ」という。つまり

仕事を振るのと期待を表明するのとをセット

にするのです。人間は、周囲から期待されると

発奮する生き物です。これを、全ての部下に

対して平等に行なってください。

部下が首尾よく仕事を完遂したら、それは

もちろん大げさなくらいに誉めましょう。

そして次に仕事を振るときは「あの難しい仕事

をこなした君だからこそ、またやって欲しいんだ」

というのをお忘れなく。なに、どうせ言うだけ

なら時間は数秒、コストは1円も掛りません。

それで部下がやる気を出してくれたら、まさに

儲けものではありませんか。

では、また・・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・・・「 平均 」
デコボコを消してしまう。我社はどこが強い
のか、弱いのかが見えなくなる。特性をなく
してしまう。地域格差などを無視してはダメ
です。
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