環境整備と掃除の違い

2017.5.30日(火)

 

我社では、毎朝30分間、私以下パートも

含めた全社員が環境整備に取り組みます。

トイレ清掃をしたり、床磨きをしたり、各自

が割り当てられた場所をきれいにします。

こういうところを見られたお客様は、時々

「全社で掃除に取り組んでいるのですね」

と、勘違いをされて仰います。

環境整備と掃除は、一見、似ているようで、

実はその目的が全く違います。

 

掃除の目的は、ある一定の場所を綺麗にして、

快適に過ごせるようにすることです。

 

一方、環境整備の目的は、読んで字の如く、

環境を整えて備えることです。何に備えるか。

当然、仕事に備えるのです。環境整備の目的は、

仕事をやり易くすることです。つまり、生産性

を高め、儲かり易くすることです。

環境整備とは、次ぎの五つです。1.整理

2.整頓 3.清潔 4.礼儀 5.規律。

なかでも、最も重要なのは、整理と整頓。

特に整頓です。

 

整理とは、モノの要・不要を判断して、

不要なものを捨てることです。経営に置き

換えるならば、「戦略」です。

 

経営判断において重要なのは、「新しいこと

を始める決断」ではなく、「今までやってきた

ことをやめる決断」です。儲けが薄くなって

きた商品やサービスを中止する決断です。

 

多くの社長は、「儲かりそうなこと」に

次から次へと手を出し、すべてを中途半端

続けて、社員を疲弊させます。

 

いろいろと挑戦することそのものは、大変

素晴らしいことです。そうして手痛い失敗も

多く経験しなくては、儲かる事業を見つける

ことは出来ません。

 

しかし、芽が出ないと分かったものは、

早々にきっぱりと捨てなければダメです。

資金も労働力も、経営資源はすべて有限

です。まして、中小・零細ならば、なおさら

です。自社の強みが生きそうな事業を見つけ

たら、他は捨ててでも経営資源を集中投下

するのです。

 

これほどまでに重要な「捨てる決断」を

毎日、繰り返し練習できるのが、「モノの整理」

です。

 

一方、整頓とは、モノを揃えることです。

モノが使い易いように置き場所を決め、置き方

を工夫する。経営に置き換えるなら「戦術」です。

 

売れ筋の商品の売れ行きが悪くなってきた

ところに、新しいヒット商品が出てきた。だから、

こちらの販売を強化すると決める。これは戦略。

 

では、新しいヒット商品が効率よく売れる

ように、どう置くか。これが戦術です。

 

社長としては、戦略は自分で立てて指示しても、

売れやすいように工夫して商品の置き場所を

換えるというような部分は、社員が自発的に動ける

ようになって欲しい。

 

こうした戦術レベルの決断を現場に安心して

委ねられる会社は強いです。そして、この戦術を

考える練習を、毎日繰り返せるのが、モノの整頓

なのです。しかも、社員がきちんとやっているか

どうかを、そして、結果を出しているかどうかが、

目に見えて分かるのもモノの整頓のメリットです。

 

だから、それを毎朝わずかな時間で少しずつ

学び、反復練習する。その積み重ねが強い現場を

つくります。

 

では、また。・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・・・「 任せる 」
好き勝手にやってよいということでは」ない。
方針書に基づいて実施を任せています。チェ
ックは必ず受ける(チェックをされるのでは
ない)。
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私共はこのようなパッケージを製作しております。

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