ミスを隠す社員

2017.6.19日(月)

業務の複雑・煩雑化が増してくると、仕事

のミスが目立ってきます。そして、残念な事

ですが、それに比例して、そのミスを隠す社員

がでてきます。このような状況をなくすには

どのように対応すればいいでしょうか?

組織で仕事を行なう場合、情報を共有しなけ

ればなりません。そこで、ホウレンソウ(報告、

連絡、相談)がとても重要になります。

しかし、ミスを上司に報告することは心理的

に嫌なもの。だからといって、ミスを隠したまま

事が進行すると、当初は小さな損失ですんでいた

はずなのに、結果として、甚大な被害が発生して

しまったという状況に陥ってしまう事もあります。

我々社長としては、どうあってもそういう事態

だけは避けたいものです。どうすれば、社員が

きちんと報連相を行い、即座に情報があがるように

なるのか。

そもそも、社員がミスを隠したがるのは、ミスを

したことが自分の評価を下げることになり、賞与、

昇給、昇格に影響する評価に直結するからです。

そういった評価の仕組みをもって、ミスの発生

を少なくしたいという気持ちは理解できます。

しかし、そのシステムのせいで、小さな損害で

すんだはずのものが、甚大な損害に発展したと

したらどうでしょう。それは本末転倒ですね。

ですから、我社では、ミスやクレームの発生

そのものを、評価に直結させることはしません。

経営計画書の中の「クレームに関する方針」の

1. 基本 の②にも次のように記しています。

【クレーム発生の責任は一切追及しない。但し、
報告・連絡を怠った時及び対応に怠慢があった
場合はペナルティを課す。】

もちろんミスをすれば、叱ります。そのミス

を分析して何がそのミスを誘ったのか、どう

すればそのミスを防ぐことが出来たのか、ミス

をした社員に考えさせ、正解が出るまで、書面

のやりとりやディスカッションは行います。

でも、それは同様のミスを繰り返させない為に

行うのであって、責任追及し、罰を与える為に

行うのではありません。

社員の方も、その事が分かっているので、

上司のお叱りや注意も素直に聞くことが出来ます。

そして、隠し事が発覚した場合は、逆に減給や

降給、降格という厳しい評価がなされる事も

同時に理解していますので、我社ではミスを隠す

社員はほとんど居ません。

だいたい、1社員のポカミスひとつで会社が

甚大な損害を被るような事態になることなど、

まずありません。被害がおおきくなるのは、

ミスや不良を隠し、お客様やその先様へ損害を

与え、そのことを放置して然るべき対処までをも

怠った時です。

社員のミスが直ぐに分り、然るべき対処を

きちんと行えば、お客様に御迷惑をお掛けする

事態そのものを防ぐことができる事が多く、

よしんばお客様に御迷惑をお掛けする事態を

避けることが出来ない時点での発見であった

としても、事前にお客様へ連絡とお詫びを申し

上げ、それなりの対応を行えば、甚大な損害

まではいきません。

社内の規則や方針は、与えるべき社員の心理

を無視して定めても、決してこちらの思う様な

効力を発揮してくれません。それどころか、

逆効果になってしまうケースも多いです。

人の心理をよく考えて決めましょう。

では、また。・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・・「 ミス(2)」
隠せば成長できない。表に出す。みんなの
勉強材料にする。部下・外注先に不良、クレ
ームなどがある時は、必ず連絡をして、すぐ
に直させる。上司(自分たち)が直しては
いけない。部下・外注先がミスに気付かない。
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私共はこのようなパッケージを製作しております。

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