「ラストマン」(最終責任者)の意識

2017.7.5(水)

ずいぶん前に元日立製作所代表執行役会長

の川村隆さんの記事を読んだ事があります。

川村さんは、日立製作所副社長在任中の

1999年7月23日、北海道出張のため

羽田発新千歳行きの全日空61便に搭乗した際、

ハイジャックに遭遇しました。

犯人は精神的に不安定だった、飛行機の

操縦ゲームが大好きな若者で、「自分で操縦

して、レインボーブリッジを潜ってみたかった」

と、機長を刺し殺し、横田基地への着陸を試み

ますが、当然ながら、それほどの技量など無く、

上手くいくはずもありません。

犯人の未熟な操縦で墜落の可能性が高くなり、

川村さんが「もうだめだ」と覚悟を決めた時、

偶然その便に乗り合わせた非番のパイロットの

山内さんが、その危機を救ってくれました。

「このままでは墜落する」と判断した山内

さんは、ドアを蹴破ってコックピットに突入し、

犯人から操縦かんを奪い返しました。

当時、全日空のハイジャックへの対処方法は、

「犯人の言う事を聞く」というのがマニュアル

でしたが、山内さんは、「全ての責任は私がもつ」

と言い、マニュアルを破って、コックピットに

突入するという行動に出たのでした。この判断が

無ければ、乗員乗客516人の命は無かったかも

知れません。

川村さんはこの経験を通じて、人はいつ死ぬか

分からないのだから、毎日を大切に生きなければ

と自覚するようになり、残りの人生をどう生きるか

真剣に考えるようになったといいます。

また、「ラストマン」(最終責任者)の意識を

改めて強く持つようになり、自分は果たして

墜落の危機を救ったパイロットのように、

「ラストマン」の役割を果たす機会があるの

だろうか、と思ったと同時に、会社は彼のような

「ラストマン」を育てておかなければならない、

とも思ったそうです。

我々の日常の仕事において、マニュアルという

ものはとても大切なものですが、マニュアルに

縛られてしまっては、本当にいい仕事が出来ない

場面もあります。ここ一番では自分の責任で、

お客様のことを第一に考えた行動が出来る人で

ありたいものですね。

では、また。・・・・・・

 

====================
本日の言葉の定義・・・・・・「 難しい 」
「気乗りがしない」という意味にとられます。
====================

 

 

私共はこのようなパッケージを製作しております。

アメログボタン画像-1_r13_c11

 

興味・関心のある方はぜひご覧下さい。

お問い合わせも承っておりますので
お気軽にどうぞ。

サブコンテンツ

このページの先頭へ