売上額より利益額

2017.8.9(水)

売上高100億円で粗利益額10億円の

会社と。売上高30億円で粗利益額20億円

の会社。さて、果たしてどちらが立派な会社

でしょうか?

世間では一般的に売上高が大きい会社の

ことを単純に立派な会社だとする傾向にあり

ますが、我々経営者の目からみると、評価に

値するのは粗利益額の多い後者の方です。

「売上」は、マーケットにおけるその会社

の地位を示す数字です。売上げが大きければ、

それだけお客様に認められているということ

になります。しかし、会社の実力を示すのは、

あくまでも「粗利益」。粗利益とは、売上から

売上原価を差し引いたものですが、いくら売上

が大きくても、粗利益が少ない会社は見掛け

倒しの虚像に過ぎません。

どうして売上より粗利益が大切なのか。

粗利益が固定費を下回れば会社は赤字です。

赤字でも銀行がお金を貸してくれるうちは

いいですが、資金繰りに行き詰ったら倒産

です。この仕組みは売上の規模に関係あり

ません。どれほど頑張って売上げを増やし

ても、粗利益が少ない状態が長く続けば

会社は傾きます。粗利益は、会社が生き

残るためにどうしても必要な資源です。

この仕組みを理解したうえでも、「売らない

ことには粗利益も出ない。とにかく売上重視

で頑張れば、後から粗利益もついてくるはず」

と考える社長は多いです。

しかし、本当にそうでしょうか? 社長が

売上重視の戦略を打ち出すと、社員は売上

目標必達のため値引きに甘くなり、値引率・

値引額を勝手に判断し、利益度外視の価格で

とにかく売上を上げようとします。そして

その結果、利益率が落ちて、売上げが伸びた

わりに粗利益額が伸びないという状態に陥り

ます。

経営は「率」より「額」なので、値引きを

して利益率を下げてでも、売上を伸ばした方が

いいケースは勿論のことながら沢山あります。

しかし、それはあくまでも固定費を確保し、

営業利益の黒字が確定している場合に限ります。

社長が売上だけに振り回されている会社は

必ず業績を落とします。経営に重要なモノサシ

は「売上」ではなく、「粗利益」と「固定費」

です。まずはこのことを肝に銘じなければ

なりません。

では、また。・・・・・・

 

====================
本日の言葉の定義・・・・・・「 やる気 」
知識や技術の裏づけがあり、責任をもたされ
て、終わりが見えることで起きます。困った
ことだけを、上司が取り除いてやることです。
====================

 

 

私共はこのようなパッケージを製作しております。

アメログボタン画像-1_r13_c11

 

興味・関心のある方はぜひご覧下さい。

お問い合わせも承っておりますので
お気軽にどうぞ。

サブコンテンツ

このページの先頭へ