自社ビルは持つな

2017.8.10(木)

我社は零細企業ですが、自社ビルです。

しかし、その実態は賃貸です。どういう事か?

会社名義で所有してはおらず、筆頭株主である

会長が所有者で、会社は家賃を支払っているの

です。

なぜそんなことをしているのかというと、

単純にその方が得だからです。説明すると、

例えば経常利益4000万円の会社が、

自社ビルを買うとした場合で考えてみます。

購入資金の年間の返済額は1000万円、

現在借りているオフィスの家賃は、年間

1000万円です。このまま賃貸を続けても、

自社ビルを購入しても年間の支出額は同じです。

この部分だけを見ると、どちらも同じ、土地や

ビルが自社のものになる分、自社ビルを持つ

方が得だと考える社長は結構多いです。

しかし、そういう考え方は実は間違いで、

会社の利益という視点で考えると断然賃貸の

方が得なのです。

賃貸すれば家賃は経費になります。経費を

引いた経常利益が4000万円なので、単純

計算で税金50%の2000万円、予定納税

25%の1000万円で、計3000万円を

引いて、現金が1000万円残ります。

しかし、自社ビルを建てた場合は、購入資金

返済は経費になりませんので、その費用は

利益から捻出することになります。家賃という

経費がなくなったので、利益は1000万円

増えて5000万円ですが、同じように、予定

納税分25%と税金50%を差し引くと、残が

1350万円となり、そこから1000万円を

返済すると350万円しか残りません。

賃貸と比較して、手元に残る現金は半分以下。

自社ビルを買うと、税金を多く支払ううえに、

資金繰りも危うくなるからです。

ステータスを手に入れても、会社が傾いては

本末転倒です。土地やビルなどの資産は、

できるだけ持たないほうがいい。土地は償却

出来ないし、建物は減価償却と経費に変わる

のに時間が掛かります。固定資産には税金が

かかるし、必要以上に資産があると自己資本

比率が悪くなり、財務的な評価も下がる。

見た目の派手さとは裏腹に、損すること

ばかりなのです。

では、また。・・・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・「 優越感 」
たった1回でも経験すると、積極的に
行動するようになる。
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