正しい部下の叱り方 1

2017.9.1(金)

部下を叱るというのは案外難しい事です。

部下に対する叱責のタネは毎日のように、

しかも大量に発生します。だからこれをいちいち

叱っていたら身が持ちません。それに叱った

からといって、それで相手が心を入れ替えて

くれるとは限らない。なにより下手に叱れば

彼との関係が悪くなったり、部門の空気が重く

なったりしかねない・・・。

日頃は上手くやっていた相手でも、言葉を

少し間違えただけで関係が急に悪化するのは、

珍しいことではありません。最近の若い人は

叱られることに慣れていないので、軽く注意

しただけのつもりだったのに本人は翌日から

出社拒否…、なんてこともあるでしょう。

この場合、悪いのはあくまでも職場放棄を

した部下であり、上司には何の非も無いです。

しかし組織は非情なもので、上司の管理能力

には大きな疑問符がつけられる事になります。

それは皆さんにとっては望ましくないことに

違いありません。

ですから、多くの心優しき(そして気弱な)

管理職は、少々の事には目をつむって、彼や

彼女のしでかしたミスは自分一人でこっそり

フォローするなどして、「無かったこと」に

します。その気持は私もよく理解出来ますが、

やはり感心できない態度と言わざるを得ません。

ミスはミスとしてしっかり指摘し、正すべきは

然るべく正し、そして叱るべきはきちんと

叱らないと、彼の成長機会の芽を摘むことに

なるからです。

部下を叱ることに消極的な方は、叱った事に

よって関係が悪くなったとか、気まずい思いを

したとかいった経験があったからでしょう。

しかし、はっきり言わせてもらえば、そういう

事態を招いたのだとすれば、それは叱り方が

悪かったということになります。

凡庸な管理職は得てして、感情の赴くまま

怒ります。例えば、「おい喜多、なんでお前は

何時もそういい加減なんだ。もっと真面目に

やれ!俺の話を聞いてなかったのか!」とか。

こんなのは全くダメ。 「いい加減」とか

「真面目にやれ」とかいうのは指摘としては

曖昧で、そこに反発の余地を生んでしまいます。

彼はこう思うでしょう。「『いい加減』って

なんだよ? 真面目にやれ? こっちは真面目に

やってるつもりだよ。」「話? 聞いてたよ。

あんたの説明が悪いんだ。」・・・・

部下が「真面目にやってるつもりだ」と言えば、

いかに場数を踏んだ管理職といえども否定する

ことは難しいです。何故ならば、それは「心」

とか「気構え」とかいった形而上学的な領域に

属することだからです。

目に見えないところを叱ってはいけません。

何故なら、それは正しようがないからです。

「あんたの説明が悪いんだ」は、これはもう

完全に部下に分があって、管理職たるもの

何度でも言って聞かせて説明して、彼が十全に

理解したことを見届けなくてはならない。

いずれにせよ、こんなことでは人間関係が

こじれるのも当たり前です。

少々長くなりましたので、続きは次回にて。

では、また。・・・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・・・・「 予感 」
悪い予感はよく当たる。あれ?と思った時は
ガマンしてジーッとしているか、諦めること
です。
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