正しい部下の叱り方 2

2017.9.4(月)

前回はダメな叱り方について具体例を挙げて

お話させて頂きました。本日は前回を継いで、

どう叱るべきか? についてお話いたします。

正しい叱り方とは、事実を叱ることです。

例えばこんな感じです。
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上司:「A君、先日の研修会の報告書、締め
切りはいつだった?」

部下:「8月28日でした。」

上司:「そう、8月28日だね。で、今日は
何日?」

部下:「9月4日です。」

上司:「そうだ9月4日だ。何日過ぎた?」

部下:「7日過ぎました。」

上司:「そう7日もだ。で、どうするの?」

部下:「直ぐにやります。」

上司:「そうだね、急いでやりなさい。
今日中にだ。」
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つまり、あくまでも事実を指摘し、事実に

基づいて軌道修正をはかり、そして事実を

叱るのです。 どうです。具体的でしょう?

こうなればいかにA君が言訳の術ばかりが

上手なものぐさ社員でも反論のしようもあり

ません。いわれている時は勝手に腹を立てる

かもしれませんが、事実には反論出来ないから、

すぐに冷静になれます。さらに「事実」の叱責に

人格攻撃の余地はないので、後にもやもやした

ものを引きずることもありません。

事実による叱責は、指示が具体的になるのも

メリットです。「7日も遅れた理由はなんだ。

ふむ、これとこれとの仕事が重なっていたのか。

ではそれは後回しにして、今日は報告書に集中

しなさい」 「行き詰まったら先輩のB君に

アドバイスを求めなさい」などと。

報告書が遅れていたA君は、それでちょっと

救われたような思いになるはずです。叱責とは、

彼が抱えていたであろう焦りや悩みを共有する

作業でもあらねばなりません。

また上記の叱責で注目して頂きたいのは、

「今日は何日?」
「何日過ぎた?」
「どうするの?」

と、逐一本人に事実を確認させ、そして本人

の口から状況と解決策とをいわせている事です。

人は、他人から何か言われて変わることは稀です。

自分の言葉によって説得され、自分の言葉に

よって変わります。

このように、部下を「正しく」叱るためには、

各々が抱えている仕事とその内容、進捗状況を

管理職がしっかり把握し、そして目標統合

出来ていなくてはならないのです。

これは確かに大変なことです。なにしろ仕事は

山のようにあるし、突発的な雑務は常に発生する。

ですが、断じてやらなくてはいけません。

その為に皆さんには職責が与えられているの

ですから。

昨今は、叱る事に不慣れな管理職が増えて

います。そういう世代の管理職が増えると、

部下はどうしていいのかわからず、問題が

いたずらに大きくなります。

まずは皆さんが叱り上手になることです。

そして皆さんの元で育った部下が管理職に

なって、同じようにうまく叱れるように

なってくれたらいいのです。

では、また。・・・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・・「 用心深い 」
うまくいかない時の言い訳をいつも考えてい
る人。決して自分で判断しようとはしない人。
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