社長と社員の間の厚い雲

2018.8.30(木)

社長と社員との関係を考えるとき、まず

理解しておかなければならないこと、それは

「社長と社員の間には厚い雲がかかっている」

という現実です。「社長は孤独だ」とよく

言われますが、そんなことは当たり前です。

そもそも小さな会社の社長は圧倒的な権力

を握っています。社員に対する生殺与奪権を

持っているから、社長の一声でどうにでも

なります。

そんな権力を持った相手に向かって「自分

の都合の悪い情報」「社長の機嫌が悪くなる

ような情報」をわざわざ言う人がいると思い

ますか? まともな人間なら、そんなことは

伝えないに決まっています。それが正しい

社員というものです。

社員はそうそう嘘をつきません。嘘はつか

ないが、自分にとって都合悪い情報は巧妙に

隠して、伝えない。これが人間の心理です。

だから、構造的に、社長には「大事な情報」

が入ってこないようになりがちです。文字

通り厚い雲がかかっていては、現場の真実

など分るはずもないからです。

現場の人間が「ウチの社長は、現場のこと

が全然分っていないで指示を出す」とよく

言います。それは社長が雲の上にいて、自分

が見ている景色は快晴で指示を出すが、実は

下界では大雨になっている。ということです。

これが普通の組織です。

だからこそ、社長は自分から現場に降りて、

目と耳で確かめる。厚い雲の下に降りていか

なければ、雨が降っているかが、分りようが

ないです。部下の報告だけを聞いて「現場の

ことは分っている」と思っている社長ほど

「現場の真実は何も分っていない」です。

こういったことは、社長と社員程ではなく

とも、上司と部下の間でも同様のことが言え

ます。上司に対していつもいい顔をし、自分

に都合の悪い情報は隠す。それが「正しい部下」

の姿です。

上に立つ者は、こうした前提をしっかりと

理解しなければなりません。

 

では、また。・・・・・・

 

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本日の言葉の定義・・・・・・「見る」
目で見てはいけない。足を使って、現場に行
って、手でさわったり、動かしたりして見な
いと、本当の事が見られない。現場は、困る
ことは嘘をついたり、隠しておくものです。
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