『北風と太陽』から人を動かすことを学ぶ

人様に動いてもらう時の話をする時に
題材としてよく取り上げられることのある
『北風と太陽』の話。

相手をいかにして自ら行動するように
仕向けるかという話ですが。

先日こんな話を耳にしました。

ビジネス上の取引において
支払いが滞るということは
よくあっては困りますが
現実問題として遭遇する事があります。

その理由は
支払いを忘れている
支払い能力がない
支払う意思がない
など色々ありますが
ビジネスはお金を回収して現金化可能にして
はじめて成立したことになります。

よっていかなる理由があるにせよ
支払いが滞っていれば
何らかの形でお支払い頂く必要があります。

ですが、ここでよくやるパターンは
「早く払ってください!」
「いついつまでに振り込んでください!」
などと支払いを強行に迫ることですね。

もちろん、お支払い頂くべきものを
正当な理由で請求しているわけですから
その行為そのものに問題はありません。

単に支払いを忘れているだけなら
すぐさまお支払い頂けるでしょう。

しかし、支払い能力がないのなら
いくら迫った所で支払えないわけですから
問題解決には至らないですよね。

このように支払う意思はあれど支払えない
というような状況にある場合は
どうすれば支払える状況が作れるかということを
考える事が大事だというわけです。

では、支払う能力はあるのに支払わない、
そんな場合はどうすれば良いのかということですが。

それは支払いたくなる状況を作るということです。

前置きが長くなりましたが
ある方はこのような状況(支払う意思がない)
に対処するのに次のような対応をされました。

それは・・・

あらたに商品(やサービス)を売るということです。

んんん?

と思われたことでしょう。
私もそう思いましたから。

どういう事かと言うと、
新たに価値ある商品やサービスを用意して、
「これが欲しい方は期間限定で特別価格にて提供しますよ。」
とやるのだそうです。

そして、その後に付け足しとして
「但し、お支払いが残っている方は
それを済ましてからにして下さい。」
とするのだということです。

正直なるほど~と思いました。
もちろん、この時に大事な事は
新たに提供する価値が
ぜひ手に入れておきたい!
と思えるようなものにする必要があるということです。

これは素晴らしい方法であると共に
価値あるものを提供するという姿勢も
企業として立派だと思った次第です。

ということで相手を動かしたければ
強引に事を成そうとするのではなく、
相手が自主的に動きたくなるような
方法を考えましょうというお話でした。

まさに『北風と太陽』を実践した良い例だと言えます。

『北風と太陽』の話をご存じない方は
このブログの読者さんの中にはおられないかと思いますが、
万が一ご存じない方がおられましたら
このキモとなる部分の話だけでも読んでおかれたらいかがでしょう。

実はこの話には前段があったのです。

http://kpac.jp/?p=67

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