段取り力は仕事力

2014.4.23 (水)

すべての仕事には目的があります。 そして確実に、
かつ短時間でその目的を達成するためには、
実際の業務に取りかかる前に適切な段取りが不可欠です。
しかし、社員のなかには段取りが苦手でいつも
途中で業務手順の変更をせざるを得なくしてしまう人や、
まったくの段取りなしに動き出し、すぐに途方に
くれてしまう人もいるのを見聞きします。
段取りが上手な人は仕事が速いうえに、質も高いのが通常です。
逆に段取りが苦手な人はそのいずれにも問題がある
という結果になってしまいがちです。

仕事の事前準備の大切さを表す格言として、
「段取り8分、仕事2分」があります。
事前にきちんとした段取りさえしておけば、
仕事の8割方は完了したということです。
仕事に取りかかる前に、具体的に仕事を進める手順を
きっちりと決めておけば、それだけ仕事の質とスピードは
上がります。もちろん実際に仕事に取りかかると
予想外のことがたくさん起こります。

途中で段取りを見直す必要もあるでしょうが、
何の段取りもなしに仕事に取りかかるのは余りに非効率です。
たとえば、家を建てるときは必ず設計図を書きます。
そして必要な資材を準備し、工程表も作成したうえで、
実際に家を建てる仕事に取りかかります。
段取りを十分に行わずに仕事に着手することは、
設計図なしで家を建てることと同じで、ありえないことです。
段取りに使う時間は決して無駄、余分といったことではなく、
その後の仕事をスムーズに進めるための大切な準備プロセスなのです。

段取りは「教える」のではなく「考えさせる」ことです。
まずは部下に自分なりの段取りを考えさせる訓練が必要です。
ロープレなどを通して、段取りの仕方そのものを身につけさせるのです。

訓練を続けることで部下は段取りの大切さを実感します。
また、営業マンとして「独り立ち」するためには、
段取り力の習得が不可欠という認識をもたせることです。
さらに自分自身で段取りするということは、
与えられた仕事を自らが主体性をもって遂行することでもあります
若手社員に対してはできるだけ早い時期から正しい段取りが
できるように訓練することで、 業務設計力だけではなく、
自立心も高めることができます。

環境整備への取り組みは、正にこの段取りを徹底する
ことに直結する取り組みなのです。
では、また。・・・

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